イイモン? ワルモン? 小さい頃、ヒーロー番組を語る中でよく飛び交ったコトバです。 「子づれ狼」の小池一夫先生は、キャラクターシンクのイロハ のひとつとにキリストやメフィストに代表されるような善と悪の 設定がある、と述べられていましたが、考えてみればあの頃 の僕らはこの原則のもとにあったんだな、と振り返り思います。   更に、猿人→サイヤ人→スーパーサイヤ人…と、タテに限りなく エスカレートする連載モノのヒーローの闘いに引き込まれ のめり込んだ時代を経て、今ではサッカーのフォーメーション を見るようなフラットな横展開とダイバシティの中に、あの頃 と同じ興奮を味わえるように作品も読者も成熟しました。   漫画→劇画→キャラクター漫画→同人誌(CGM)…という変化は 進化だと思います。そしてライトノベルも。 文字からも絵からも“行間を読む”ことができる感覚に、筆者 個人的には可能性を感じますし、そして、何よりそれがメイド インジャパンであることが素敵なことだと思います。 そんな“ラノベ”を、日本の仇討ちをモチーフにやってみては どうか?という試みを、奥の院サイトのこの場をお借りし始め させて頂くことにしました。 日本三大仇討の中でも、まだあまり知らない人も多い、 伊賀越仇討・鍵屋の辻の決闘の登場人物を物語の主軸 にすべく、それに関わる情報まとめをしたいと思います。ここ 鳥取には玄忠寺というお寺があり、鍵屋の辻の決闘で助太刀 をした大物剣豪・荒木又右衛門が居ます。この試みにおいて、 玄忠寺・荒木又右衛門遺品館からもアドバイス を頂きながら進めて行きたいと思います。 この奥の院には、歴史探索“タレコミ”という特性があります。 ですので、皆様からの情報も大歓迎!是非ご参加下さい。